コルセットと包帯では、包帯の方が固定力は高いです。
当院では固定力の違いについて以下のように比較して考えています。
コルセットは、サイズが大まかに分かれていますが、ある程度でしか自分の体形に合わせることが出来ません。更にゴムの部分がある為、ゴムが伸び縮みする分、固定力が弱いので、痛みが出やすいです。場合によっては、体形に合ってないコルセットを使うことで余計に悪化してしまう方もいます。
包帯は、サラシを割いて作った布を使っていて、体形に合わせてピッタリと巻くことが出来ます。ゴムを使ってないので伸び縮みが出来ない分、コルセットより固定力は強いです。
実際に巻いてみると固定力が違うのがはっきりわかります。
最近では、整形外科や他の整骨院、薬局でのぎっくり腰や腰痛対策として、コルセットを使うことが主流になってしまっています。
包帯を巻きませんか?とお勧めしても、コルセットで大丈夫と言って帰られた方が、次の日痛みが酷くなり、試しに包帯を巻いてみることがあります。
そうやって包帯を巻いた後に、皆さん痛みが全然違う!コルセットより安定感があって動ける!と驚かれるということがよくあります。
ただし、包帯で固定を行う方が、固定力が強いため楽になりやすいですが、お風呂に入れなくなるので、事前にシャワーで身体を洗ってから来てもらうか、身体を拭くだけにしておくように対応していただいています。
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